Biweekly poet vol.11
9月23日 19:15 open 19:30 start
参加費 1000円
1979年生まれ。
ある俳優の没後20年を機に、09年から「ヨミビト」として詩作、リーディングを始める。
「カフェイカニカ」「RAIN ON THE ROOF」での偶然の出会いから、
6月に開催されたポエトリーライブ「Poetry On The Roof vol.12」に参加。
何気なく通り過ぎる日常の中に埋もれがちな「心にひっかかるもの」を、
たったひとつでも見つけるきっかけになってほしい、という願いをこめて、
日々、言葉を紡いでいる。
「東雲」
見上げると
少しずつ色を取り戻した空の中に
すっかりと白くなった月が
忘れ去られたように
ぽつりと
浮かんでいる
空と街の間からは
生まれたばかりの光
見わたすかぎりの白
その眩しさに耐え切れなくなったのか
鳥たちは
高く
どこまでも
高く
空にのぼっていく
時が経つ
その流れを感じるたびに
街は黄金色に染められて
建物や木々
川や草花たちが
ひとつ
またひとつと
生命はきらめいて
輝き始める
僕も
あなたも
その小さな輝きを頼りに歩き続ける
それぞれの今日が
ゆっくりと
産声を上げる